top of page

合同稽古の写真

こんにちは、主将の乙幡です。

先週の土曜日6月3日に、学習院大学さんと合同稽古をしてきました。そもそも学習院大学さんと合同稽古をさせていただくのは初めてですが、今年度の合同稽古回数8回を目標に掲げる私たちとしても、今年度‛初'となる合同稽古でした。目白駅で待ち合わせをして、学習院大学さんのキャンパスに向かい、あちらの道場を借りるという形で行いました。向こうには畳がすでに敷いてある常設の道場があり、広くて羨ましい限りでした。規模としては総勢40名ほどでの稽古となり、そんな広い道場も込み合って狭く感じるほどの、盛り上がりでした。

さて、今回の合同稽古の技の紹介をしようと思います。学習院大学さんは正面打ち一教や転身捌き両手取り四方投げといった基本的な技を紹介してくださいました。聞いてみると、遠藤征四郎先生と植芝充央本部道場長が御指導をなさっているようで、全体的に落ち着いていて流れるような動きの合気道でした。また受け身や体捌きが滑らかで、普段の稽古の質が非常に高いのだなと感じました。もちろん、黒岩流をルーツとする立教独特の動きとは異なりますし、大学によって技のかけ方の個性が出るので、そういったことをお互いに発見しあえるのは、合同稽古の楽しいところであり、醍醐味ですよね。

そして、立教からは、黒岩流の伝統でもあるミット打ちを序盤に行い、中盤からは腰投げをメインとした派手な投げ技をひたすら紹介しました。学習院大学さんではあまりそういったことはやらないようで(というよりミット打ちは恐らく立教だけでは…)戸惑いながらも、楽しんでいただけたようで嬉しい限りです。その後の懇親会も学習院立教ともにほとんどの人が参加してくれて、学年ごとに分かれて食事をしたのですが、お互いの稽古の話はもちろん、趣味についての話で盛り上がったりして、中には早くも友達ができた子もいたみたいで、本当に充実した一日になりました。

かれこれ、こうして合同稽古をしようと思ったのも、去年の全国学生合気道演武大会のプログラムの稽古錬成の際に、学習院大学さんの外務の方と組ませていただいたのがきっかけでした。この時は植芝充央本部道場長の御指導の中、体捌きの転換の時に組んだ時に、とても上手く、これはすごい人と巡り合うことができたなと思いました。それからすぐに大学名を聞いて同期の外務に頼んで、連絡を取ってもらったというわけです。

ところで、後ほど分かったことですが、学習院さんと私たち合気会はちょうど同期なんです。現在の4年生がどちらも56代ということで、運命的なモノを感じますね。

学習院大学さんとは初めての合同稽古になりましたが、是非今後とも継続的に関係を持ち、長いお付き合いをしていきたいと思っています。また同期として、素敵な関係が構築できれば嬉しい限りです。とりあえず後期にもう一度合同稽古ができればいいですね!

それでは、また次回の特集の時にお会いしましょう!

​(文・乙幡草太)

学習院大学輔仁会合気道

学習院大学輔仁会合気道部は、今年で56周年を迎えます。

部員数

一年生:男子7名、女子3名
二年生:男子3名、女子6名
三年生:男子4名、女子5名
四年生:男子3名、女子5名
         計36名

​師範

植芝充央本部道場長

bottom of page