56代主将 兼 57代会長 浜田(朴)秀太
失礼します。私56代の主将を務めておりました浜田秀太と申します。昨年の総会にも現役として出席しておりますので、お久しぶりということになるのでしょうか。さて、皆様幹部交代は4年の夏合宿だったことと思います。私たちは、就職活動や公務員試験を控えた4年生が多く休会しており、実質普段の稽古に参加している4年生は私だけという状況です。ですから一応、幹部交代の時期を4年の春にさせていただいて、元主将の私が繰り上がりで会長という形になりました。それ以外の4年生は幹部を退任し、ほとんどが休会しております。横に現役が数名控えておりますが、彼らが現在の幹部です。いずれにせよ、そういった状況で現在運営させていただいていることをご了承お願い申し上げます。
それでは遅ればせながら、第二回のOB会開催をお祝いさせていただこうと思います。おめでとうございます。つきましては私の方から、現役の現在の状況というものをお話しさせていただきたいと思います。近況報告ですが、まず、新入生は8名入会をいたしました。これは最近の傾向でもありますが、やはり女性の方が多く、男性3名、女性5名という内訳になっております。そして現在会員の合計は、休会している4年生も含めますと....33名になります。これは歴代で見てもかなり多いのではないでしょうか。その分1学年あたりが多いので卒業する人も多く、来年が心配ですけれども。
次に合気道の方のお話をさせていただきますと、かつてより鍬守道場さんとの親交は深いことと思いますが、現在では火木金の週3日施設をお借りしています。近ごろはそちらの師範稽古、夜の部ですね、に出席する現役生が増えてまいりました。非常に喜ばしいことで、会員の技量も平均的には向上しつつあります。また、その関係で鍬守道場の師範でもいらっしゃる福田雅春先生、七段の師範でいらっしゃいますが、火曜日の立

教の学生の稽古を見ていただいております。皆様ご存知のことと思いますが、鍬守道場は関東でも歴史の古い、というよりも合気会の支部としては最初にできたとも伺っております。生え抜きの七段が三名か四名いらっしゃって、これは大変なことだと思います。ですので、これから一層親交を深め、学生の合気道環境が充実することを目標にしています。
お話が長くなってまいりましたが、続いて今後の運営計画をお話ししたいと思います。現在会員が33名であることは先ほどお伝えしましたが、2022年度までのこれから5年、あるいは、2021年度に60周年が開かれるのでそこを目標にしてもいいかもしれませんが、会員数...50名を目指します。やはり時代をしてもこれからは、柔道ですとか空手ボクシングといった戦うことを中心に据えた武道よりも、合気道の方が人気が出てくるのではないかな、思っています。時代が平和になり、武道や格闘技の必要性は見直しが続いておりますが、むしろそういった背景に合気道が再評価されつつある気運も感じます。そういったことをふまえ、また人の力や...会費といった重要性もふまえですね(笑)50人を目指していきたいと思っています。
最後になりますけれども、皆様お気づきになられている方も多いと思うのですが、60周年が近づいてきております。もちろんOB会幹部の方でもいろいろ動きがあることとは思いますが、現役としても記念誌の作成など、微力ながらご助力できないかと考えております。そこで、後ろをご覧いただきたいんですけれども、そちらにアルバムが置いてあります。かつてよりずっとあったんですが、どうも僕らが見ていてもしょうがないので(笑)持ってまいりました。そこで、ご自身の代でありますとか、先輩後輩が写っている写真がございましたら、何代とか、何年とか、わかる範囲で構いませんので、表紙に書いてくださると、今後記念誌やHPなどでご紹介できると思います。ペンもありますので、皆様お願いいたします。
それでは、私からの報告は長くなりましたが、続いて現役の現在の幹部に一言ずついただきたいと思います。
57代主将 乙幡草太

自己紹介させていただきます。今年の春より、立教大学合気道会第57代主将を努めさせていただきます、乙幡草太です。以後よろしくお願い致します。
僕の代では、外部の空気を取り入れ、技術の向上を図るために、主に2つのことを重点的に強化していていきたいと思っています。
一つは鍬守道場の師範稽古への参加です。数年前より多くの会員が行くようにはなったのですが、まだまだ十分な数とは言えないので、先輩が継続的に通うことで、後輩も積極的に参加できる環境を作っていきたいと思っています
二つ目は合同稽古の開催です。現段階としては年間8校との合同稽古を実現したいと思っています。他大と合同稽古を行うことで立教の合気道を知ってもらい、また、その大学の合気道を知ることで、お互いの関係を盛り上げていけたらな思います。
そして60周年も控えているので、各大学や鍬守道場との交流を深め、盛大に60周年を迎えられたら、と思っています。
改めてよろしくお願いいたします。
ご清聴ありがとうございました。