お茶の水女子大学さんは、顔出しNGにつき一部画像を加工させていただいております。
集合写真
それぞれのスクールカラーで色分けしました。
濃い青(鉄紺)=東洋 紫=立教 ピンク=お茶女
こんにちは、主将の乙幡です。
前回に引き続きまして、7月1日に合同稽古をしてまいりました。今回は東洋大学一部さんとお茶の水女子大さんで三校合同稽古という形ですね。場所は朝霞台駅の近くにある、東洋大学さんのキャンパスを使わせていただきました。
今回は渡辺先生からのご指導もあり、立教特有の縦の崩し横の崩しをベースにした一教や、剣と杖の動きを意識した四方投げを紹介してまいりました。縦の崩し横の崩しは先輩から代々受け継がれてきたお家芸みたいなものなのでしっかりと僕らも引き継いでいかないとですね!また、杖剣についてですが、杖と剣ではそれぞれ持ち方が違い、杖は打ち込む動作で、剣は斬る動作。似たような動きだとしても、意識を向ける先や振り方が変わってきますよ、ということを紹介しました。今回は短杖を使ったのですが、最初短杖を取り出した時はお茶女さんも東洋さんも困惑した顔をしていたのを今でも覚えています。立教では当たり前のように長杖短杖二つありますが、普通は合気道で杖といえば長杖のみを指すのが一般的ですものね。やはり見慣れないらしく、最初は慣れないで困惑している節もありましたが、最終的には両者ともに面白がってくれて良かったです。
お茶女さんは両手取り四方投げ、後ろ取り三教などを紹介してくださいました。相手を崩して空いた空間に胴切りをするように入っていく姿はこれぞお茶女さんって感じでした。お茶女、立教お互いの一年生が前回の稽古と比べ成長しているのを感じた時には、何とも嬉しい気持ちになりました…。まだ前回の合同稽古から一か月ほどしか経ってないはずなのに、技が前回とは異なっていたので、新鮮な気持ちで稽古をすることができました。
東洋さんもお茶女さんと同じく流派は西尾流でした。同じルーツであるためか、なめらかな動きが多かったのもすごく似通っていたのを覚えています。今回紹介してくださった技は後ろ取り小手返し、後ろ取り天秤投げ、両手取り転換二教などでした。ただ、騎馬立ちからの当て身や動作の途中で足をそろえて腰を落とすといった合気道ではあまり見かけない動作が組み込まれていたため、気になって伺ってみたところ、週に数回、元々空手をやられていた先生をコーチとしてお招きし、指導していただいているとのことでした。合気道の動きに何か他の格闘技や武道を組み込むのはよくあることなのでしょうか??沢山の大学と合同稽古をして知見を広めていきたいですね!
今回ももちろん黒岩流の説明のために、稽古序盤にミット打ちについても紹介したのですが、ここ最近で二度目の合同稽古にあたるということもあってか、お茶女さんのパンチが強力になっていた気がします、前回の稽古ではミットを殴り足らなかったのかな…(笑)
東洋さんも初めてにも関わらず本気で打ってきてくれたので、やりがいがありました!
ではでは、今回の記事はこれにて〆ようと思います。
次回の合同稽古の際にまたお会いしましょう!