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お茶の水女子大学さんは、顔出しNGにつき一部画像を加工させていただいております。

こんにちは、主将の乙幡です。、6月15日にお茶の水女子大学さんと合同稽古をしてまいりました。

池袋から丸ノ内線で二駅の茗荷谷駅が最寄なため、アクセスは抜群でした。

今回、立教からはミット打ち、大腰、入身投げ、腰投げを紹介しました。ミット打ちと腰投げは、もはや立教のお家芸ですね。ミット打ちは黒岩流にゆかりをもつ立教大学ならではですが、腰投げも立教ほど重点的に練習しているところは少ないようです。といっても、腰投げを重視するのは会長の「自分から受けるだけでなく、他人に投げられる感覚を養ってほしい」という意向なんですが(笑)

そのため、合同稽古の際には必ずと言っていいほど驚かれます(笑)。ミット打ちに関しては、最初の方はやはり戸惑っていて慣れない様子でしたが、最後には気に入っていただけたようで何よりでした。入身投げは受けの肩を開かせて落とすという、崩しに重点を置いてお互いに稽古しました。大腰、腰投げは見取りの時点で(案の定)萎縮されちゃいました…。普段のお互いの稽古法も違いますし、今回は無理に投げず、投げさせずに、腰に乗せて安定させるという段階まで行いました。まず考えるべきは安全第一で怪我をしない、させないこと。きっと一番大事ですよね。

お茶の水女子大学さんからは、逆半身片手取り小手返し、相半身交差取り二教、剣を用いた逆半身片手取り四方投げを紹介してくださいました。お茶女さんの合気道は、水が流れるかのように滞りなく技をかける点や、相手との間合いを強く意識して動作を行う点などが特徴でした。流派をたどっていくと西尾昭二先生に当たるみたいです。あらゆる武道について精通してらっしゃった先生とおうかがいしました。その影響かどうかはわかりませんが、剣を用いた技やあらゆる武道の動きを少しずつ取り入れ、ハイブリッドさせたような動きが多いみたいです。個人的には、初めて見た際には演武映えする動きだな、という程度の認識だったのですが、動きを学ぶにつれてこれも一つのオプティマイゼーションされた動きなのだな、と感じました。例えば、捌きや崩しにつなげるための当て身が拳や掌底ではなく、掌を上に向けた状態での目突きである点も面白いと思いました。普段、立教ではやらないような動きも多く、慣れるのに少し時間がかかりましたが、とても勉強になりました。

最後に、合気道とは全く関係ないのですが、お茶の水女子大学附属幼稚園からお茶の水女子大学まで、幼稚園、小中高大とエスカレーター式でお茶の水系列に在籍し続けている子のことを『お茶漬け』というらしいです。キャンパス内に全ての教育課程の施設があることに感動しているときに、それを伝えられて大笑いしてしまいました(笑)

立教にも『お茶漬け』にあたるような表現はあるんですかね??ちょっと気になります…。

お土産でいただいた、お茶大ゴーフレットも美味しく、今回も満足感のある稽古でした!ただ申し訳ないことに、今回は立教側からの参加者が10人とやや少なかったので、「立教ならでは」という部分をお伝えしきれなかったことが悔やまれます。どうやら、お茶女さんは立教のイルミネーションが気になっておられたようなので、後期の冬頃、お茶女さんともう一度合同稽古ができたらな、と考えています。

では、また次回の合同稽古等のイベントの際にまた会いましょう!

お茶の水女子大学合気道部

お茶の水女子大学合気道部は、昨年25周年を迎え、約130名の卒業生を輩出している歴史ある部活です。

おかげさまで今年26周年を迎えます。女子だけで和気藹々とお稽古しています。私たち西尾流の合気道は、剣の動きをもとにした流れるような動きが特徴的で、相手を受け入れつつ間合いを保ち、痛めつけずに落とすことが一番の目標です。

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